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年始のご挨拶
明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引立てを賜わり、厚くお礼申し上げます。
SDGs・ESG投資の圧倒的な波及力には目を見張るものがあります。これまで地道に取り組まれてきた企業の環境・CSRは「社会的」評価を受けてきたフェーズから、一気に「経済的」評価を受けるフェーズに相転移したと言えます。
節電・ごみ分別・裏紙利用など牧歌的な環境取り組みはすでに過去のものになり、これからは戦場ともいえるような壮絶な脱炭素競争時代が到来します。CDP(CO2に関する情報公開プロジェクト)に参加する投資家等の資金はすでに兆の単位を超えて1京円にも達しており、先進企業はすでに脱炭素の長期目標を達成するための具体的な行動を展開しはじめています。
この大きな時代の節目のなかで、「目指す方向性は共有されているものの、具体的なアクションを起こすための受け皿が充分に整っていない状態」は、ひとつのビジネスチャンスと捉えることができます。例えば、再生可能エネルギーを100%使用している(または使用することを約束している)企業は「RE100」と呼ばれていますが、その需要を供給できるだけのエネルギー量やユーザーが希望する料金は一部でしか実現できていません。
今後、電気自動車社会やシェアリング・エコノミーなど脱炭素をキーワードに事業を転換しなければ企業は生き残れない状況になることが予想されます。このひずみのなかに様々な市場が生まれると考えています。
私たちフルハシ環境総合研究所では、脱炭素化に向けての事業統合やCSR体制の構築など、環境・CSR・SDGsに関する課題解決に貢献いたします。
是非、皆様のご要望を聞かせてください。よろしくお願いいたします。
最後に、本年が皆様にとりまして更なる飛躍の年となりますことを、お祈り申し上げます。
2019年1月7日
株式会社フルハシ環境総合研究所
代表取締役所長 浅井豊司