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CSR/SDGs推進 2019/08/02

「SDGs」、ロゴをつけるだけじゃ物足りない。 ~公開セミナーで行うワークショップのご紹介~

SDGsブーム!!!!!

企業・行政・NPOあらゆる組織で「SDGs(持続可能な開発目標)」をキーワードに「社会課題の解決」と「事業の成長(地域社会の発展)」を同時に実現しようとする取り組みが進んでいます。ブームと言っても過言ではないでしょう。

なぜ、これほどまでに猫も杓子も「SDGs」なのでしょうか。それは社会の変化が激しく、予想しづらい未来に対して、私たちの進むべき方向をSDGsが灯台のようにはっきりと示したからにほかなりません。

SDGs研修の「ネタバラシ」

「SDGsに取り組みたいが難しくてよくわからない」という声をよく耳にします。SDGsは環境や教育、労働や健康など様々な要素の集合体であることから、要点を捉えにくいということかもしれません。

そこで弊社では、たった3時間でSDGsが自社にどのように関係しているか、優先順位はどれが高いのか、具体的にどういう取り組みをすればよいのかが、理解できる研修プログラムを開発、サービス展開しています。おかげさまで全国に出張講義に呼んでいただいており、ニーズの高まりを実感しています。

ありがたいことに、講師の説明が分かりやすいという評価をいただくことも多いのですが、講師本人の力量によるものだけではなく、私たちは研修の設計に工夫を凝らしているのです。

弊社のSDGs 研修は、講義とワークショップで構成されています。まず講義で知識を身に付けていただき、ワークショップでは自ら考え、参加者同士でディスカッションをすることで相対化し、次のアクションを起こせる状態まで導けるような流れを作っています。

SDGsを「自社の言葉で置き換える」ワークショップ

弊社では、現在4種類のSDGsオリジナルワークショップを開発、サービス展開しています。今回は、8月7日の弊社主催の公開セミナーで皆様に体験していただくワークショップ「SDGsを自社の言葉で置き換える」について、ご紹介します。

SDGsはそれほど難解な文章ではなく、むしろ誰でもわかるように書かれています。そこで、こちらのワークショップでは、少し大変ですがSDGs17ゴール、そして169ターゲットをすべて読んでいただいています。その際、ただ読むだけでなく、チェックリストをもとに自社に関連する項目を抽出していきます。そして、抽出した項目に優先順位をつけて、自社でどんな取り組みができるか考え、自社の事業や企業のあり方に引き付けた「自社の言葉」で置き換えてもらいます。

この「自社の言葉で置き換える」ワークショップは評判が良く、今年2月に東京で実施した際には満足度100%という高評価をいただきました。参加者の皆様からは、「自社の言葉に置き換えると理解しやすいことがよくわかった」、「169のターゲットから、チェックリスト、優先順位、自分の言葉に置き換える手順がためになった」、「わかりやすい講義でSDGsについて理解度が深まった」、「具体的でわかりやすかった」などといった感想をいただいています。

「ロゴをつけるだけ」じゃ物足りない

「弊社はSDGsの●番と関係性が強いのでしっかり取り組みます」と、その番号のロゴマークをHPやポスター等の広報資材、CSRレポートに貼り付けてあるのを見かけることが多いと感じています。

しかし、関連性の表示で止まってしまっては発展性がありません。ぜひ、SDGsの方向性とリンクした方針を作り、2030年の目標を定め、従業員への教育・啓発を行って、全社で取り組んでいただきたいと思います。社会がこれから進んでいく方向性とSDGsの取り組みを一致させれば、ステークホルダーからより評価されるはずです。

弊社のワークショップは、SDGsを自社に引き付けてとらえなおし、「ロゴをつけるだけ」ではないSDGs 戦略を策定いただくのに最適だと、自信をもってお勧めいたします。

まずは8月7日(水)開催のセミナーにぜひお越しください!

詳細、お申し込みはこちらから

 ※前回のコラムでは、ワークショップ「SDGsマッピング」を紹介しています。こちらもご覧ください。

「SDGsを導入するヒント「SDGsマッピング」 ~満足度100%のワークショップ研修~」

 Writer 代表取締役所長 浅井豊司